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谷埋め盛土地盤の崩壊

平野の低地では津波や液状化の心配があります。では、高いところは安全な地盤なのかというと、必ずしもそうではありません。2011年の東北地方太平洋沖地震でも、仙台市郊外の丘陵地にある住宅地で、地すべりや崖崩れなどの地盤の崩壊によって多くの住宅が被災しました。沿岸域での津波の被害が大きかったためにあまり報道されていませんが、地元の河北新報によればその数は4000ヵ所を超えるということです。

このような郊外の宅地造成された住宅地で発生する地すべりなどの大きな原因となっているのは、「谷埋め盛土」と呼ばれている人工的に造られた地盤です。

図18.谷埋め盛土地盤の崩壊

丘陵地にはもともと山と谷があります。これを住宅地にするために、山を削り(切土)、谷を埋めて(谷埋め盛土)平面に造成しなくてはなりません。当然、谷埋めした新しい地盤は切土された地盤に比べて弱くなります。適切な対策がとられていない場合には、地震の大きな揺れによってこの谷埋め盛土の地盤が地すべりや崖崩れなどをおこしてしまうことがあるのです。

仙台市郊外の丘陵地帯では、1978年の宮城県沖地震でもこの住宅地での地盤の崩壊が問題になっていましたが、高度成長期に造成された住宅地で被害が多いようです。 古い地形図や土地条件図などからもある程度過去の地形を知ることができます。自分の家の地盤がどのような成り立ちを持つのか知っておきましょう。

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