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過去の南海地震

それではこれまで歴史記録に残された南海地震はどのくらいあるのでしょう。地震の歴史記録についてもすべてが明らかになっているわけではありません。今後もっと新しい記録が発見されるかもしれませんし、いま見つかっている史料についても必ずしも解釈が一致しているわけではありません。下図はいくつかの文献をまとめたものです。

年表

図5.歴史記録に残された南海、東南海、東海地震の発生時期と領域
(宇佐美、1996;都司、1999;地震調査委員会、2001より)

今のところ昭和南海地震を含めて9回の南海地震が確認されています。1361年の地震以降はおおよそ百数十年に一回の割合ですが、それより前は二百年に一回の割合で地震が発生していることがわかります。これは地震の活動間隔が変わったと考えるよりも、古い記録がいくつか抜けていると考える方が無理がありません。日本の歴史記録は六国史の時代である西暦600年~900年頃と、江戸時代以降つまり1600年代中頃以降については信頼性が高いといわれていますが、それ以外の時代については記録が欠落している可能性を考慮する必要があります。

この図からは南海地震と東南海地震が連動して活動していることもわかります。これまでほぼ同時期に活動したとされているのは6回で、宝永と慶長の地震は同時に動いたとされています。康和、安政、昭和の3回は東南海地震の方が32時間~約2年早く発生しました。明応の地震については東南海地震の73日前に南海地震があった可能性が指摘されています(都司、1999)。これが本当ならば、東南海地震の方が必ずしも早く起こるというわけではなさそうです。

東海地震は、昭和の南海・東南海地震の際にこの領域だけが活動しなかったため、空白域として地震が発生する可能性が高いと考えられました。しかし、この領域は単独で活動した記録はなく、次の南海・東南海地震にともなって活動するだろうという考え方も出されています。

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