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研究機器

透過型電子顕微鏡
JEOL JEM 1010

光ではなく,電子線を利用して観察する顕微鏡です.電子線は光よりも波長が短いため,顕微鏡に利用した場合は極めて高い分解能を得ることができます.しかし,電子線は真空中でなければ利用できないため,観察する試料に特殊な処理を施す必要があります.

透過型電子顕微鏡は観察する試料は樹脂に封入され,ウルトラミクロトームと呼ばれる装置で極めて薄くスライスされます.このため,細胞内部の構造などを観察するのに適しています.

走査型電子顕微鏡
JEOL JSM-5300LV

走査型電子顕微鏡は,試料表面の構造を観察するのに適した顕微鏡です.電子線を細く絞り,試料表面を走査させます.この時に発生する2次電子を捉えて画像化します.

本装置には低真空モードもあり,短時間ながら生きた試料を直接観察することも可能です.

共焦点レーザー走査顕微鏡
Bio-Rad MRC-600 Laser Scanning Confocal Imaging System

特殊な染色を施した試料にレーザー光線を照射し,発生する蛍光を高感度カメラで捉える顕微鏡です.共焦点光学系と呼ばれる,ピントのずれた位置からの光を遮断する装置を持っています.

このため,細胞などを物理的にスライスせずに断面を観察することができます.また,こうして得られた画像を重ね合わせ,立体像を得ることもできます.

フリーズフラクチャー装置
BAL-TEC BAF 060 Freeze Etching System

透過型電子顕微鏡用の試料を作成する装置の1つです.試料を極低温に冷却し,脂質二重層をなす細胞膜の一方の層を剥がすことができます.

この装置を利用して,細胞膜内に存在するセルロース合成酵素複合体などの様々な微細構造を観察することができます.